2021/02/06(土)
【CCA北九州】東田ミュージアムパーク・CCA連携講座 「妖怪・幻獣学の現在」のご案内
東田ミュージアムパーク・CCA連携講座 「妖怪・幻獣学」
現代美術センターCCA北九州は、東田ミュージアムパーク実行委員会と連携して、妖怪研究家の湯本豪一さんをお招きし、聞き手の学芸員と妖怪・幻獣学について考える講座 「妖怪・幻獣学の現在」を、開催いたします。
第1部
湯本豪一氏講演会
「妖怪博物館への道-研究とコレクションー」
川崎市市民ミュージアムに在職中から妖怪研究を行い、妖怪に関する様々な資料収集や調査研究を重ねてきた足跡や、収集資料を寄贈して、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)が開館するに至る経緯など、これまでの妖怪研究の歩みを振り返りながら、今後の妖怪・幻獣研究の可能性などについてお話しいただきます。
第2部
湯本豪一氏インタビュー
博物館や美術館の学芸員が、妖怪や幻獣をめぐる文化史の諸相について、インタビュー形式で湯本さんに話をうかがいます。
内容
(1)妖怪:近世から近代へ
妖怪は前近代の産物で、近代化によって消滅していくという認識に対して、江戸時代における絵巻物や錦絵の隆盛と妖怪の可視化・大衆化、明治時代以降の新聞などの登場と妖怪の情報拡大などについて考えます。
(2)幻獣:生き物と妖怪のあいだ
河童や猫鬼など生き物と妖怪の境界的存在である幻獣に注目して、怪異や未知の存在を既知の存在をとおして説明しようとする人間の感覚や、その実在を示すためにミイラを創出するような行為の意味について考えます。
今回のお話に登場するコレクションの一部
〈様々な妖怪絵巻〉
『神農鬼が島退治絵巻』(部分)江戸時代
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)蔵
桃太郎の鬼退治をベースとした妖怪退治物語。放屁で妖怪を退治するさまがユーモラス。
『百鬼夜行絵巻』(部分)江戸時代
さまざまな妖怪たちが闇の中を大行進!鬼や琵琶・琴などの道具が化けた妖怪の姿も。
〈江戸時代に広がった幻獣の世界〉
『人魚のミイラ』江戸時代
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)蔵
某寺に江戸時代から秘蔵されてきたもの。魚の体に不気味な顔つきがうかがえる。
『異獣之図』江戸時代
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)蔵
江戸時代、荒天の中、築地(東京都)の屋敷に落ちてきた異獣。長い鼻の下に大きな一眼を持つ姿がみられる。
◆開催日時:令和3年2月6日(土) 開場13:30/開演14:00(2時間程度)
◆会場:北九州市立自然史・歴史博物館
(いのちのたび博物館)ガイド館
(北九州市八幡東区東田2丁目4-1)
※会場の博物館の展示見学(有料)にはWeb事前予約が必要です。
◆定員: 80名(事前申込必要・応募者多数の時は抽選)
◆参加料: 無料
◆申込方法: 必要事項を「往復ハガキ」または
「Eメール(CCA北九州宛)」にて申込。
※参加ご希望の方は、
1.代表者の氏名(ふりがな) 2.郵便番号 3.住所 4.年齢 5.参加者全員の氏名(ふりがな)
等の必要事項を記入し、往復ハガキまたはEメールでCCA北九州宛にお申込みください。
◆申込締切: 令和3年1月22日(金)
◆申込先: 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2-5 学研都市
現代美術センターCCA北九州「連携講座」係
TEL:(093)695-3691
Eメール:mail@cca-kitakyushu.org
◆その他: 開催にあたり、座席の前後左右の間隔をあける、各所にアルコール消毒液を設置、会場内の清掃・消毒を強化、また、必要に応じて扉の開放を行い、十分な換気に努めるなどの多数の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をとっております。
お客様におかれましても入場の際は、マスクの着用、手指の消毒、検温等にご協力お願いします。皆さまのご参加をおまちしております。
開催日時詳細 |
2020年2月6日(土) 14:00~16:00(13:30開場) |
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中止の場合 | 雨天決行 |
ホームページ | 詳細はこちら |
住所 |
北九州市八幡東区東田2-4-1 (いのちのたび博物館)ガイド館 北九州市立自然史・歴史博物館 |
お問い合わせ | 現代美術センターCCA北九州 TEL:093-695-3691 093-695-3691 FAX:093-695-3692 093-695-3692 メールでお問い合せ |