• 映画『見えない目撃者』福岡舞台挨拶に、主演・吉岡里帆、福岡出身の高杉真宙、森監督が登壇した。

     

    •  
    •  
    •  

     

    9月20日(金)に公開された究極のノンストップ・スリラー『見えない目撃者』。交通事故によって自らの視力を失うとともに最愛の弟を亡くし、更に警察官の道までも絶たれた主人公の浜中なつめは、ある日車の接触事故に遭遇、その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考える。そしてもう一人の目撃者、高校生の春馬とともに事件を追うと、やがてそれは「女子高生連続自殺事件」に発展していく。今回、公開を記念して、なつめ役の吉岡里帆さん、春馬役の高杉真宙さん、森淳一監督が、Tジョイ博多で9月15日に開催された舞台挨拶に登壇した。

     

    ●吉岡さんが演じられたなつめは目が見えない役でしたが、どういった役作りをされたんですか?

    吉岡:まずは、警察学校をトップで卒業した役だったので、警察官の方にいろいろ取材をさせていただき、学校での過ごし方だったり、トレーニング内容を教えていただきました。その後に、目に見えない方へ取材をさせていただいて。だいたい撮影の2ヶ月前から監督やスタッフさんを含めて、取材をして、生活の不便な部分であったり、どのくらいの範囲を把握して生活しているなど、いろんなことを話しを伺いました。たくさん話を伺えたので、皆さんのおかげでこのキャラクターが生まれたなっていう実感がすごくすごくあります。

    ●今回、知識面だけでなく、体づくりもしたそうですが?

    吉岡:事務所の先輩ですごく鍛えていらっしゃる方がいるので、その方にジムを紹介していただき、主に背筋と腕を鍛えたんです。腕も筋肉が付いて、自分でもいい感じだなって思っていたんですけど、衣装が冬服だったので、見えてないっていう・・・。でもアクションする上では、しっかり筋肉がある方がいいので、やってよかったと思います。
     

    ●盲導犬・パル君との演技。絆づくりがとても重要な点だったと思いますが、どうやって作り上げていきましたか?

    吉岡:パルとの関係性は、現場の皆さんが作ってくれた部分が大きいと思います。台本に、パルとは私以外は目を合わせてはいけない。写真はもちろんNG。触るのもNGという注意書きを書いてくださったことで、私しかパルに触れないという2ヶ月間の撮影でした。パル自身も私とバディを組んでいると思ってくれていたように感じました。
     

    ●高杉さんから見た吉岡さんの印象は?

    高杉:吉岡さんが以前出演された作品を観たことがあったので、笑顔が素敵で、女性らしい女性像っていうのが強かったですけど、本作でのなつめの芯の強さが吉岡さんとダブルものがありました。実は本当にかっこいい方なんです。仕事に対して、ストイックで、体当たりでいろいろと感情をぶつけてくださったり。本当に心意気がイケメンだなって思いながら、いつも横で拝見してました。こういうプロモーションとかのお仕事でも分かるんですが、たくさんフォローしていただいて、“姉御”って感じですね。
     

    ●では、吉岡さん。高杉さんと共演をされて、どんな印象ですか?

    吉岡:高杉さんは、撮影の時のイメージとこのプロモーションの時のイメージのギャップを感じています。撮影の時は、すごく集中力が高くて、繊細なアプローチだったり、春馬の少年らしさとか、年を重ねる毎に大人になっていくんですけど、でもちゃんと高校生の絶妙な思春期の感じ、心の中の少年らしさ、高校生らしさを、お芝居しながら感じることができ、高杉さんとなら、いい作品を作れるなって思っていました。今、プロモーションを一緒にしていると、「あれ?かわいい?天然?」って思うことが多く。始めはしっかりしていて、真面目な一面しかみてなかったので、今すごい面白い高杉真宙さんを見させていただいて、毎日笑っています。
     

    ●今回、R15+指定ということで、作品の描写であったり、映画の構成などこだわった部分はあったんでしょうか?

    監督:R15+の作品を作りたいと思って作ったわけではないんですけど、猟奇殺人を取り上げるには、ある程度リアリティを取り入れないと軽い感じになるので、それは嫌だなって思っていました。例えば医療ドラマとかでも、手術の時に内蔵シーンが無いと嘘くさくなるじゃないですか?そういった意味でもチャレンジしたいと思ってやってみました。
     

    ●撮影のご苦労もいろいろあったと思います。高杉さんは、少年の役でしたが、演じる上で気をつけたことは?

    高杉:春馬については、人を信じられなかったり、夢を諦めていたりするのは、僕の偏見かもしれませんが、現代の若者にありがちだなって思っていて、だからそういう子が成長していく姿をはっきり見せられたらいいなって思っていたんです。徐々に変化して、いろんな大人の人に会って変わっていく春馬が演じられたらいいと思っていました。
     

    ●地下鉄シーンの緊迫感が印象的ですが、どんな撮影現場でしたか?

    吉岡:あれは本当に大変な現場でした。最初にいただいた台本では、「地下鉄を走り逃げ惑うなつめ」っていうト書きだけだたので、どこかを真っ直ぐ走っていくのかなって思っていたら、どんどん追加の台本が入って、地下鉄中を逃げ惑うことになっていました。あのシーンだけで1週間撮影にかかっていて、撮っても撮っても、なかなかたどり着かない状態になっていました。一番難しかったのは、パルとのお芝居で。パルとずっとバディを組んで意思疎通を組んでやっていましたが大変でした。アクションシーンとして、パルも役者犬なので、懸命に頑張ってくれました。

    監督:最初は短い一行ぐらいのシーンだったんですけど、これも面白いな、こっちもやってもらいたいなってやっていたら、どんどん増えてしまって。実はこのシーン、観ていると一つの地下鉄に見えるかもしれないですけど、何箇所も地下鉄を回って撮影したので、本当に大変でした。地下鉄を貸し切ることはできないので、合間をみて、撮影して。カットかかったら、お客さんが通っていくっていう感じでしたね。
     

    ●ちなみに昨日、福岡の美味しいグルメも食べたそうですが。

    吉岡:水炊きを食べました。メッチャクチャ美味しくて感動しすぎて。スープを飲んだ瞬間、持ち運びたいって思いました。ずっと飲みたいって思うくらい美味しくて。夜が遅かったので、水炊きだけ頂く予定だったんですけど、辛子明太子が出てきて、気づいたらご飯を頼んでいました(笑)。

    監督:僕はその次に出てきた、ちゃんぽんの〆を食べようかと思っていたら、皆に食べられてしまったので、納得いかず、ホテル戻ってから地下鉄に乗って、中洲川端で降りてから天神のShinShinに行ってきました。
     

    ●高杉さんは福岡出身ですが。

    高杉:はい、久しぶりに帰ってきた感はあります。昨日は実家の方にも帰らせていただいたんですが、楽しく過ごさせていただきました。
     

    ●ホッと出来ましたか?

    高杉:そうですね。今日の寝癖がすごくて、吉岡さんに朝言われて、ホッとしたんだと思います。

    吉岡:そんな寝癖つくっていうくらい、本当にすごかったんです。角みたいのが生えていて。えーってビックリしました。


    映画『見えない目撃者』は、T・ジョイ博多、UC 福岡ももち 他で大ヒット公開中。

舞台挨拶の画像一覧

  •