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  • 再び博多座に見参!
    2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎
    『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』
    福岡公演記者会見レポート(登壇者:生田斗真、中山優馬、藤原さくら) 

    2019年9月に『けむりの軍団』で博多座に初見参を果たした劇団☆新感線が、はや
    くも2020年4月に帰ってきます!上演するのは“39興行”の春公演である、いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』。ともに福岡出身の“中島かずき脚本×いのうえひでのり演出”による作品。主人公・偽義経役に生田斗真、共演に、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、三宅弘城、橋本さとしほかと豪華な顔ぶれが揃いました。物語の舞台は鎌倉時代。豪華キャストによって新感線ならではの笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の極上のエンターテインメント時代劇をお届けします。

    出演者の生田斗真さん、中山優馬さん、藤原さくらさんによる福岡公演記者会見が1月に行われました。

    ※以下、「劇団☆新感線」→「新感線」、『偽義経冥界歌』→『偽義経』、他敬称略

     

    ―博多座初出演ということで、博多の街のイメージは?

    生田:僕自身、今までは舞台を観に博多座に足を運んでいたので、今度は自分が出る側になることはうれしいですし、博多は楽しい街だなぁと思っています。ご飯も美味しいですし、女性もきれいですし。昨夜の夜、福岡に入ってイカの活造りや美味しい海の幸をいただきました。とても大満足です。

    中山:福岡には、プライベートでも、お仕事でも訪れてお世話になっています。博多座さんに立たせていただいたくのは初めてです。福岡は、ご飯もおいしく、観光地もあって、誇りのある街ですよね。そこだけで経済が回っている様な独立している街というイメージです。僕は、福岡の食べ物ですと特にもつ鍋が好きです。

    藤原:18歳まで福岡で過ごしていましたので、みなさんより知っているつもりではいるんですけど、まだお酒が飲める様になる前に福岡を出ているので、あまりお酒が美味しい所を知らないままで。今回博多座で演じさせていただきますので、ぜひ美味しいお酒を飲みたいなと思っています(笑)。家族から「博多座でやらせてもらえるなんて本当にすごい、光栄なことだね!」、と言われ、博多座の舞台に立てることを自分でもとてもびっくりしています(笑)。

     

    ―みなさんの役どころを教えてください。

    生田:僕の役は、ひょんなことから偽の義経として生きていくことになり、色々な災難に巻き込まれていくという役柄です。ちょっとお馬鹿な役ですが、正義感が強くて情に厚い、新感線的なヒーローだなと思います。一番の舞台の見どころは殺陣などの立ち廻りのシーンだと思いますが、今回の舞台では、新感線史上最多の立ち廻りを行っています。演じる方はとても大変ですけど、見てくださっているお客さんは楽しんでいただける舞台になっているのではないかと思います。

    中山:今回僕は斗真君の弟役なんですけど、すごく生真面目な性格の弟という感じです。ちょっとお茶目で兄が大好きな弟役を演じたいと思います。今回の役は、斗真君からも「優馬のイメージに沿った役だね」と言われています。そこからイメージを膨らませながら演じています。藤原さんとの歌唱シーンもあるんですが、とてもありがたいことだと思いつつ、藤原さんの歌声を消さない様にがんばりたいと思います。

    藤原:私の演じる「静歌(しずか)」は、少し男の子勝りな“歌うたい”の女の子です。大陸からやって来ているので、一人だけ日本人じゃないんです。とても難しい日本語を使っていたりします。歌唱シーンの多い役柄で、とてもすてきな曲を沢山歌うことができて楽しいです。私は、普段シンガーソングライターとして歌を歌わせていただいているのですが、役者として舞台に立つことは、全然違う緊張感があります。

     

    ―今回は新感線の旗揚げ39周年を祝う、サンキュー興行と銘打った舞台になりますが、劇団新感線がずっと愛されている理由は何だと思いますか?

    生田:僕は17歳の時から劇団とは一緒にお仕事させていただいています。その時から今もですけど、劇団のみなさんが大学生時代に、「面白い演劇つくろうぜ!みんなを驚かせてやろうぜ!」と始めた熱い思いが今現在まで続いている様に思います。僕らの様な劇団員以外の人間が入っても、大学時代から一緒に演劇をやっていたんじゃないかってぐらい親密な空気をつくってくださる、あたたかさがすごくあるなって思います。ただ、17歳の時に出会った劇団員のみなさんが、段々年齢を重ね動けなくなってきているので、俺が背負っていかなきゃ! という思いは強くなってきていますね(笑)。
    本当に僕自身に「お芝居っておもしろいでしょ?」って教えくれたお兄さん、お姉さんたちなので、すごく感謝していますし、すごく大好きな方たちです。

    中山:新感線は、本当に歴史のある劇団で、僕は今回初めて参加させていただいたんですが、稽古場ですごく驚いたのが、演出家のいのうえさんを筆頭にみなさんがゲラゲラ笑いながら、お芝居を作っていて。自分たちが楽しんでお客様を楽しませるという想いがあるから、ここまで大きな劇団になったのだろうなと感じました。

    藤原:私も新感線さんの舞台、特に「髑髏上の七人」が大好きで、天海祐希さんが出演の回と、福士蒼汰さんが出演の回にお客として見にいかせていただいたんですけど、同じ演目でも、見え方が全く違うので、どんどん進化している劇団だなと感じました。
    今回、歌を歌う役をオーファーいただいた時は、びっくりしました! 舞台が360℃回転する演出を真っ先に想像して、「わぁ、私も回転するんだ!」と思っていたら、「しないです」って言われて(笑)。新感線のみなさんが、いのうえさんに対するリスペクト、強い信頼を持っていらっしゃることを共演して感じました。稽古の段階でも、いのうえさんは舞台の細部に渡って全部を把握していてすごいなと感動しました。


    ―生田さんはいのうえ歌舞伎への出演がはじめてということで、他の作品との違いをご自身で感じていらっしゃることはありますか? また、藤原さんと中山さんは、劇団新感線の舞台初出演ということで、新感線の稽古は大変だと聞きますが、先輩の生田さんからアドバイスをもらったことがあれば教えてください。

    生田:僕は新感線に出演させていただくのが4度目なんですが、いのうえ歌舞伎での出演ははじめてになります。一番の違いは、いのうえ歌舞伎の場合、見得(みえ)を切った時のSE(効果音)で「チャーン」という拍子木の様な音を入れることです。いのうえ歌舞伎でしか使わない音なので、「ああ、いのうえ歌舞伎の真ん中に立っているな」と思いながら、舞台で見得を切っています。

    中山:斗真君は、どこに目がついているんだろうってくらい舞台全体を見ていて、気づいたことがあったらその都度、沢山のアドバイスをくださいます。いのうえさんからディレクションをもらって、僕が上手くできない時に、ニュアンスなどをかみ砕いて教えていただきましたし、斗真君といのうえさんの信頼関係も感じられて感動しました。ご飯にも連れていっていただいて、最高でした(笑)。

    藤原:私はあまり殺陣や戦うシーンはないんですが、逃げ惑うシーンの際に、これまでアクションの経験がないので勝手がわからず、ずっと覚えられなかったんです。みんなとの稽古が終わった後、斗真さんも残ってアクションを教えてくださって。斗真さんはご自身でもアクションシーンがとても多いのに、私の動きも考えてくださって、「すごい、どうなっているんだろう?」と感動しました(笑)。


    ―生田さんは、今まで新感線で3公演出演し、今回座長として、中山さん、藤原さんそれぞれに受けた印象をお教えください。

    生田:優馬に関しては事務所の後輩でもあるので、「がんばっているな!」と見守っていましたが、これまで一緒に舞台をする機会や、交流の機会もあまりありませんでした。すごく真面目で好青年なんですけど、舞台稽古で数か月間一緒にいる中で、彼の内面、誠実さや真面目さの中に、ちょっとした毒があることを知りました(笑)。俳優を続ける上では、真面目なだけではなく、とってもポジティブにひねくれている部分も大事です。優馬は、いただいた台本を斜めから見る力を持っている頼もしい後輩だなというのが見えて楽しかったです。
    さくらちゃんに関しては、彼女がシンガーソングライターとして活躍している場面を何度も拝見しているので、今回女優さんとして会うというのは新鮮な気持ちです。初舞台とは思えないような、堂々とした立ち振る舞いで、流石たくさんのステージに立たれている方だなと感じました。俳優としての経験値が多くはないからこそ、計算がない。本当に悲しい時は悲しんで、よろこぶ時はよろこぶ、そう言った感情の振れ幅が大きいので、一緒に演じる僕らも彼女の演技にグッと引っ張られるような瞬間というのが何度もありましたね。


    ―博多座に観劇に来られるみなさんに一言お願いします。

    生田:2019年の3月から舞台がスタートし、大阪、金沢、松本と巡回公演して来ました。びっくりするぐらい評判の良い舞台を博多座で上演できることをうれしく思います。ぜひご来場ください。

    中山:1年前に大阪からスタートしたこの作品、今回福岡での上演を楽しみにしていました。博多座に立たせていただくことが初めてになりますが、しっかりと稽古をして良いものをお届けしたいと思います。頑張ります! よろしくお願いします。

    藤原:今回が舞台初出演になります。舞台のエキスパートのみなさん、斗真さん、中山さんをはじめ、新感線の劇団のみなさんにご教授いただきまして、なんとか大阪等の公演を終えることができました。地元福岡で初めて博多座の舞台に立てることをすごく光栄に思います。楽しみにしていてください。

     

    【博多座】2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』
    [日程]2020年4月4日(土)~28日(火)
              昼の部12:00~、夜の部17:30~
              ☆公演日程は公式HP参照ください
    [場所]博多区下川端町2-1 博多座

     

     

     

    ©2019-2020『偽義経冥界歌』

     

     

     

     

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    右:中山優馬さん

    中央:生田斗真さん

    左:藤原さくらさん