2021/01/05(火)~2021/03/21(日)
【福岡市美術館】企画展『ソシエテ・イルフは前進する 福岡の前衛写真と絵画』
「ソシエテ・イルフ」は1930年代半ばから1940年まで福岡で活動した前衛美術グループです。「古い(フルイ)」の逆さ読みで「イルフ」と名乗っていることからも分かるように、彼らはシュルレアリスムや抽象芸術といった「新しい」美のありかたを探求し、実践しました。表紙《イルフ逃亡》が象徴するように、彼らは絵画・写真・工芸と各々の専門を持ちながら「イルフ」な方へと前進していました。
当館では1987年に「イルフ」の初回顧展を開催し、エスプラナード41号でも特集を組みましたが、それから30年余りが経つ今年、グループの活動を再検証する2度目の展覧会「ソシエテ・イルフは前進する」を開催いたします。
これまでの調査を踏まえつつ、福岡の前衛美術の系譜、アートコレクティブの先駆け、戦時下の青年美術家の限界など、様々な観点から興味の尽きない彼らの姿を作品・資料からご紹介します。ぜひご期待ください。
《関連イベント》
◆ソシエテ・イルフのスライドショー
密集したギャラリートークが難しいご時世なので、担当学芸員がスライドショー形式で作品についてお話します。
日時:2021年1月9日(土) 15:00~16:00 ※30分前より受付開始
会場:ミュージアムホール
料金:参加無料、先着順
定員:180名
講師:忠あゆみ(本展担当学芸員)
◆ つきなみ講座
「ここではないどこかへ!日本のシュルレアリスム」
月に一度行う「つきなみ講座」では、当館館員が、自身の仕事、展示、研究、関心ごとについて語ります。聴講無料。直接会場にお入りください。
日時:2021年1月30日(土) 15:00~16:00 ※30分前より受付開始。
会場:ミュージアムホール
料金:聴講無料。先着順。
定員:180名
講師:忠あゆみ(本展担当学芸員 近現代美術担当)
◆ ソシエテ・イルフは前進する 福岡の前衛写真と絵画 記念講演会(1)
前衛写真(フォト・アヴァンギャルド)の行方―<ソシエテ・イルフ>を巡る写真家たち
ソシエテ・イルフと交流のあった坂田稔(1902 – 1974)をはじめとする同時代の写真家たちについてお話しいただきます。
日時:2021年2月27日(土) 14:00~15:30 ※30分前より受付開始
会場:ミュージアムホール
料金:参加無料、先着順
定員:180名
講師:竹葉丈(名古屋市美術館学芸員)
◆ソシエテ・イルフは前進する 福岡の前衛写真と絵画 記念講演会(2)
趣味と報国:ソシエテ・イルフをもっとよく知るための写真史 1920-1942
ソシエテ・イルフの活動をより深く知る手掛かりとして、写真団体の活動に関わる時代状況や新聞・雑誌メディアとの関わりなどを多面的にお話しいただきます。
日時:2021年3月6日(土) 14:00~15:30 ※30分前より受付開始
会場:ミュージアムホール
料金:参加無料、先着順
定員:180名
講師:若山満大(インディペンデント・キュレーター)
開催日時詳細 |
2021年1月5日(火)~3月21日(日) [開館時間] 9:30~17:30 (入館は閉館の30分前まで) [休館日] 毎週月曜日(ただし、1月11日(月祝)は開館し、1月12日(火)を休館) [主催]福岡市美術館 《ご来場の皆様へ》 ※福岡市美術館は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に取り組みながら開館しております。皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。 ※来館者多数の場合は、一時的に入場者数を制限する場合があります。 ☆関連イベントも開催。詳細は下記HPよりご覧ください。 |
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料金(税込) | 一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料 ※( )内は20 名以上の団体料金。 ※観覧券購入の際、交通系ICカード及びLINE Pay、WeChat Pay、NAVER Payがご利用いただけます。 ※観覧料の免除:次の方は無料でご観覧いただけます。展示室入口にて以下の証明書等をご提示ください。 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人を含む)/特定医療費(指定難病)受給者証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾病医療受給者証/福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住の65 歳以上は住所と生年月日がわかるもの(健康保険証、運転免許証等) |
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住所 |
福岡県福岡市中央区大濠公園1-6 福岡市美術館 コレクション展示室 近現代美術室B |
お問い合わせ | 福岡市美術館 TEL:092-714-6051 092-714-6051 |