2018/11/06(火)~2019/01/06(日)
【福岡市博物館】福岡藩・武家の医家の人々
藩医が見た藩主と藩の歴史
江戸時代始め、福岡藩初代藩主黒田長政のもとには、武士を辞め京都や上方の進んだ技術を学んだ医師が知行を与えられ召し抱えられました。その後も福岡藩には、長崎でオランダ外科を学んだ医師も召し抱えられています。江戸時代の中頃以降は、新規採用や分家によって、俸禄・扶持をうける医師も増え、藩医として約120人の医師がいました。医術の専門化も進み、本道(内科)、外療(外科)、や小児、産、眼、口(歯)など各科が見られます。
藩主の侍医には、世襲する高禄の知行の医家や、俸禄・扶持を受ける医家からベテランや良医が抜擢され、20人前後の医師団となっていました。彼らは福岡城内や江戸藩邸で、藩主や家族の日常の医療を受け持ち、藩主の参勤交代や、長崎警備にも付き添います。その他の医家も、城下町での実地医療や、塾や他国修業で、医術の研鑽にはげみました。
江戸時代の終わりから幕末、藩は、種痘などさらに進んだ西洋医学を学んだ医師を登用しはじめ、藩主や領内の医療行政にも活動の機会を与えています。
開催日時詳細 |
2018年11月6日(火)~2019年1月6日(日) 月曜休館(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館) ※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで |
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料金(税込) | 一般:200円(150円)、高・大生:150円(100円)、中学生以下無料 ※開館延長該当日の17時30分以降は無料でご観覧いただけます。 |
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住所 | 福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1 |
お問い合わせ | TEL:092-845-5011 092-845-5011 FAX:092-845-5019 092-845-5019 |